三菱原子燃料は、総合原子燃料メーカーとして幅広い事業展開を続けています。そんな三菱原子燃料の概要や事業内容、取り組みを紹介していきます。

三菱原子燃料の概要

三菱原子燃料株式会社は、昭和46年に設立され、原子燃料メーカーとして加圧水型原子炉用ウラン燃料の開発・設計・製造・販売・輸送や沸騰水型原子炉用ウラン燃料の販売・輸送などを行っています。ほかにも、関連製品の開発・設計・製造・販売にも携わり、安定したエネルギー資源を確保し、提供し続けているのが特徴ではないでしょうか。

三菱原子燃料は、三菱グループが培ってきた研究成果を基に、技術改善やさらなる研究を重ね信頼性の高い原子燃料の提供を実現しているのです。高品質な原子燃料の提供は、安心・安全がしっかりと優先されてこそできるものであると認識しながら、事業を展開しているのが特徴です。

事業内容

三菱原子燃料では、ウラン鉱山で採掘されたウラン資源を加工し、原子燃料として原子力発電所で使い再処理することで、燃料のリサイクルを実現しています。限りある資源だからこそ、リサイクルし長期的に使用できるよう安定供給できるよう大きな役割を担っているのです。放射性廃棄物の処理や処分、輸送などの流れをしっかりと行うことで、より安心・安全を踏まえた事業展開ができていると言えるでしょう。

PWRの燃料の設計・開発・製造・販売とBER燃料の国内販売を主に行い、燃料とともに原子炉の炉心を構成するために必要な炉心構成品の製造や販売も手掛けているのです。

  • PWR:加圧水型原子炉用ウラン燃料
  • BER:沸騰水型原子炉用ウラン燃料

三菱原子燃料の取り組み

三菱原子燃料は、適切な運転状態を確保するために、事故を未然に防止したり事故の影響を緩和したりするための保安品質活動を行っています。JEAC4111-2009に基づき、放射線災害から自然を守るべく保安品質マネジメントシステムを構築し、より高い安全品質を目指して活動しているのです。ほかにも、労働安全衛生活動や環境保全活動にも積極的に取り組み、安全と環境保全に対して常に万全の体制を構築できるよう取り組んでいると言えるでしょう。

まとめ

三菱原子燃料の概要や事業内容、独自の取り組みについて紹介してきましたが、いかがでしたか。原子燃料メーカーである三菱原子燃料は、原子燃料の開発から輸送、使用まで、様々なサイクルを経て、より安心・安全な取り組みを行っていく必要があります。そのための保全活動における取り組みも、今後の事業展開の中で必要不可欠なものになっていくでしょう。

原電エンジニアリング株式会社は、原子力発電所運営におけるサポートやサービス業務を主に行っている企業です。そんな原電エンジニアリングの概要と事業内容についてご紹介しましょう。

原電エンジニアリングの概要

原電エンジニアリング株式会社は、平成27年に日本原子力発電株式会社の関連企業として設立しました。また、原電事業株式会社・原電ビジネスサービス株式会社・原電情報システム株式会社の3社が経営統合して誕生した企業でもあります。平成29年には福島地区に新たな事業拠点を設け、福島第一原子力発電所の廃炉支援業務や仮設焼却炉放射線管理業務などを行っているというのも大きな特徴ではないでしょうか。

事業内容

原電エンジニアリングに事業内容としては、原子力発電所の保守や運営に関連する事業をはじめ、維持・管理を行う事業、改良または廃止措置に関わる事業など、原子力発電所の安全と安定運転を図るための努力を続けているのが特徴です。

・高い技術

原電エンジニアリングでは、高い技術と熟練した技能が必要不可欠です。発電所の安全確保のためにも、保守と改良が常に必要となってきます。原電エンジニアリングは豊富な知識と経験、実績を活かして取り組んでいるのです。

・安全性

原子力発電所で働く上で、安全性は最も重要視されるべきものでもあります。随時放射線測定や管理区域の監視、放射線関連の教育を怠らず、しっかりとした管理の徹底を続けています。

・運営と監視

発電所の放射性廃棄物の処理設備をはじめ、水の処理設備などの設備の運営と監視を欠かしません。

・周辺環境の調査

周辺環境の安全確保確認のためにも、大気・海水・水産物・土壌・野菜などの調査・分析をしっかりと行っているのが特徴です。またそれに伴う化学分析機器のメンテナンスも随時行っています。

・発電所の設計

豊富で専門的な知識と経験ともとに、発電所の建設や改良などの設計を行っています。原子力発電所の諸設備の保守に関連する業務については、ISO9001の認証も取得しているのも特徴です。

・廃止措置

原電エンジニアリングでは、日本変死力発電東海発電所の廃止措置・解体工事に参画し、撤去工事や除染・廃棄物の処理作業を行っています。こうした取り組みからも、今後の廃棄措置業務事業も展開していくことが予想されています。

まとめ

原電エンジニアリング株式会社の概要や事業内容を紹介してきました。原子力発電所はその運営や存続においても賛否両論が飛び交っています。しかし、原電エンジニアリングは安全・安定運転のために幅広い事業を展開し続けているのです。今後も最適な技術と高品質の事業とサービスを提供していくことでしょう。