中部電力は、東海地方及び長野県に電力供給している会社です。エネルギー市場においては、環境意識の高まりからエネルギー源を重油から天然ガスへと転換する動きが進んでいます。中部電力でも、これまでの業種や業態を越えたエネルギー市場を形成化されつつあるようです。多様なニーズに対応するために電力をはじめ、ガスやLNG、オンサイトエネルギーなどを提供しています。それでは、中部電力の事業内容ならびに特徴、今後の取り組みについて見ていきましょう。

中部電力の概要

中部電力株式会社は、1951年に電気事業再編成令により日本発送電と中部発送電の共同出資により設立しました。本社は愛知県名古屋市東区にあり、「時代の先へ。ひとりのそばへ。」を事業指針としています。電力供給区域は、愛知県、長野県、静岡県、岐阜県、三重県の一部です。年間販売電力量は1174億8800万kWhにも及び原子力発電にも力を注いでいます。

中部電力の特徴・事業内容

事業内容は、電気事業及びその附帯事業、ガス供給事業、分散型エネルギー事業、蓄熱受託事業、不動産管理事業、IT事業、海外コンサルタント・投資など多岐に渡ります。発電供給設備については以下の通りです。

  • 水力発電所
  • 火力発電所
  • 原子力発電所
  • 太陽光発電所

近年は電気のみにとどまらず、ガスの販売や新規事業の展開も積極的に行っています。中部電力は、各地にPR施設がたくさんあるので電気の仕組みや安全へ取り組みなどの知識を学ぶことができます。「でんきの化学館」「へきなんたんトピア」「名古屋ワイルドフラワーガーデン」「新エネルギーホール」などが設立しているので、電力の仕組みについて楽しく学べるでしょう。

新たな取り組み

中部電力は、2016年4月から電力の全面自由化に向けた新たな取り組みを実施しています。これは、電気を使用している全ての方を対象に電気購入先を自由に選択できるシステムです。今までは、商業施設や工場などにしか自由化が実施されていませんでしたが、小規模事業所や一般家庭も範囲内とされています。これによって、多様な料金プランやサービスの中から自身のライフスタイルに合わせてプラン選びができるようになるでしょう。インターネットを活用したサービスも利用できるようになり、自由化されることで利便性の高い安価なサービスが受けられるようになります。

中部電力は、安定的に電気を送り届けるために様々な取り組みやサービスを提供しています。今後も地球環境問題の課題に対応しながら、持続供給に貢献していくことでしょう。